前回棚卸しネタの記事が終わったばかりではありますが、いつも作業している客間がスッキリしたタイミングで別のキットが届いたので今回はそのご紹介ですw
今回ご紹介するのはライネックさんです。
最近他のダンバイン系キットと共に再販されたものですね。そういえば毎回思うんですが、旧キットのバストールさんは再販されるのにビランビーさんやドラムロさんの1/72は何故か再販されていないっぽいんですよね。他にもゲドさんやダーナ・オシーさんは再販されているのにボゾンさんやボチューンさんはされていないっぽい様な・・・。人気があるかどうかって話ならそもそもゲドさんやダーナ・オシーさんが再販される事も無さそうですし、ビランビーさんは人気ありそうですよね。やっぱり金型が残っているかどうかなんでしょうかね。実際どうなのかは分かりませんけど。
で、ライネックさんの話に戻りますが、当初ライネックさんを購入する予定はありませんでした。なんかね〜ネットとかの完成品写真をみていると造形が微妙なんだよね〜。
でもたまたまTwitter上で非常に格好良く作られたライネックさんを見かけましてね。それで自分が同じ様に格好良く作れる訳でも無いのはよ〜く理解していますが・・・やっぱり欲しくなっちゃうんだな〜コレがw
って事で今回タイミングよくゲットする事が出来ました。
まずはいつもの様に箱絵のご紹介です。
HGAB系でおなじみの完成写真をファンタジックにした箱絵です。
既にライネックさんの造形が微妙ってのが伝わってきますw
そしてパチ組みしたものがこちら。
アレっ?!
格好いいんじゃね?!
なんか見ていると悪くない様な気がしてこない気がしないでもないです(どっちなんだ?!)。
でもやっぱり見る角度によっては微妙にコレジャナイ感がジワジワきます。
そしてネットでの評判通りパーツがポロリする所がチラホラとね。
このキットの詳細についてはいつもの様に他のレビューサイトをご参照下さいませ。
って事で後ハメ加工を踏まえたワテクシ的このキットの攻略方法について説明していきます。
まず脚部ですが・・・足首部分は今までに経験した事のない仕組みになってます。前側の爪類はスネ側から伸びている棒状の先端にボールジョイントが存在していて、各ボールジョイントに爪のパーツが付くようになってます。かかと側の爪は外装と同じ色の根本部分が可動する様になっている様ですが全く可動せず、ただ爪のパーツを差し込むだけです。なので後ハメ加工の必要は全くありません。でもねぇ・・・ワテクシはこの足首の仕組やら可動範囲やら形状が全く気に入らないのでパテ等でごっそりとスクラッチするかもしれません。スネ部分は内部フレームの左右に長さが異なるダボ板が存在しているのでそのダボ板の中央辺りで分割し、ダボ板を受ける部分の上側と下側をそれぞれカットすれば上下からフレームを差し込めそうです。ふともも部分は外側にミサイルらしき物が内部フレームに接続される様になっていますが、そもそも内部フレームに固定されています。このミサイル側とフレーム側にある接続部分を綺麗にカットすれば前後からミサイルを差し込める様になります。内部フレームはボールジョイントを受ける部分を分断して、下側のフレームを後からハメられる様に外装のダボ受け穴をC字に切り欠けば良さそうです。でもそのままやると不安定になるので、真っ直ぐ差し込める様に補強する必要があるかもです。ただ・・・ワテクシ的には脚の根本のボールジョイント受けが奥まっていて可動範囲が狭くなっているのがお気に召さないので多分この辺りは完全にパテ等で作り直す事になるかもしれません。ほ〜んと脚部だけで大改造が必要そうです。
次に腰部ですが、後ハメ加工の必要はありません。ですが、太もも側のボールジョイント受けの位置を変えるとしたら、腰部側も大改造をする事になるかと思います。
次に胴体ですが、丁度ディテールがある位置である程度分割されているんですが、肩の後ろ側のコンバーターの付け根辺りを若干合わせ目シフトしてあげるだけで良さそうです。オーラコンバーターの根本は下側もカットした方が透明な羽を差し込み易くなるかもです。
次に腕部ですが、前腕の爪の根元の出っ張りをカットすれば後ハメ出来そうです。更に前腕の内側のパーツを爪の根元辺りでカットすれば手首部分の色が違う部分も後ハメ出来そうですが・・・意味あるかな?!って感じでしょうか。手首のパーツには外側にオーラショットの砲口が付いているので、それを考えると手首周りを後ハメ出来る様にした方が良さそうなんですけどね。そしてこのキットの怖い部分の1つでもあるんですが、この肩部分のボールジョイントには肩装甲を差し込めるダボ板があるんですが、これがめちゃ折れそうです。なのでワテクシ的にはここも関節部分含めて作り変えようかと考えています。
次に頭部ですが、後頭部に合わせ目が発生しますが、胴体のパーツで見えなくなってしまうので放置してしまっても良さそうです。
次にオーラコンバーターですが、内部にあるイエローのフィン状のディテールを外装で挟み込む様になっているんですが、ここを後ハメ加工するのは不可能かなと思います。
とまぁこんな感じでしょうか。やっぱりこのライネックさんも含めてHGAB系キットのネックはゴム素材ですね。ゴム素材にする必要って無いと思うんですよね。グニャッと曲がったとしても、復元力で戻されちゃうから可動範囲を広げる役割は全くありませんし。金型的にこういう有機的で筋っぽいパーツを抜くのが難しかったからなんでしょうかね。細いライン状のものは旧ダンバインのキットみたいにリード線とかで対応出来るはずだし。
現在までに一通りHGAB系を触ってみた感想ですが、そのままゴム素材を使うと各部を接続させる時にABSかKPSのフレームに負荷を与えて破損の危険が非常に高いです。なのでフレームを補強するためにもパテ等でガッチガチ太くしてそこへ筋状のディテールを再現するのが一番な気がします。
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